日本人女性振付師の上條史織が最新作『Boots』を披露する 米ハリウッドのカペジオ・エース・アワード開催迫る

女性らしく,熟女もガンバ

エンティティー・コンテンポラリーダンス(米ロサンゼルス)に所属するダンサー・振付師の上條史織がファイナリストとして自身の最新作『Boots』を披露する、ハリウッドのモンタルバンシアターでのアメリカで有名な振付師の大会『カペジオ・エース・アワード』の開催が2020年1月15日に迫っていることをお知らせします。

『Boots』は、現代社会におけるジェンダーの考え方に注目したもので、ノンバイナリーなアイディアを追求し、それをダンスという形で表現した作品です。男は男らしく強く、女はピンクが好き…などの固定概念を脱却し、日本人ダンサー・振付師として、新しい視点を世界の人々に伝えたいという深い思いで作られた。この作品は既に『パームデザート・コレオグラフィーフェスティバル2019』にて披露され、評論家達の称賛を受けております。

■上條史織プロフィール
愛知県で生まれ、尚美ミュージックカレッジ専門学校ダンス学科を卒業後、東京でTV番組やコンサートでのバックダンサー、ダンス講師として活動後渡米し、アメリカの舞台で活躍しています。

日本で活動している頃から、コンテンポラリー、シアタージャズ、バレエ、日本の伝統舞踊、ジャズファンク、ラテンなど多岐にわたるジャンルをこなすダンサーとして知られていた上條は、『SMAP×SMAP』、『笑っていいとも!』などのテレビ番組にダンサーとして出演の他、天王洲 銀河劇場など大きな舞台での活躍をしていました。

渡米後、2017年にはアメリカのダンスカンパニー、『エンティティー・コンテンポラリーダンス』に抜擢され、2017年のカペジオ・エース・アワード、2018年のラグナ・ダンスフェスティバル、2019年のインダストリー・ダンスアワード&キャンサーベネフィットショーなどの大会でカンパニーメンバーとして出演、2年も経たずとして主要ダンサーとして起用されることとなりました。

上條はその他にもマドンナの『“レベル・ハート”ワールドツアー』のプロフェッショナルデモンストレーターとして起用されたり、香港やシンガポールで、売り切れになった人気のワークショップシリーズで講師をするなど、世界中で活躍しています。